- 1 カンタベリー・ロック/ミュージックの人脈
- 2 カンタベリー・ロック/ミュージックに関わったアーティスト20名
- 2.1 Robert Wyatt(ロバート・ワイアット)
- 2.2 Kevin Ayers(ケヴィン・エアーズ)
- 2.3 Daevid Allen(デビッド・アレン)
- 2.4 Steve Hillage(スティーヴ・ヒレッジ)
- 2.5 Hugh Hopper(ヒュー・ホッパー)
- 2.6 Brian Hopper(ブライアン・ホッパー)
- 2.7 Dave Sinclair(デイヴ・シンクレア)
- 2.8 Richard Sinclair(リチャード・シンクレア)
- 2.9 Alan Gowen(アラン・ゴーウェン)
- 2.10 Bill MacCormick(ビル・マコーミック)
- 2.11 Phil Manzanera(フィル・マンザネラ)
- 2.12 Phil Miller(フィル・ミラー)
- 2.13 Mike Ratledge(マイク・ラトリッジ)
- 2.14 Fred Frith(フレッド・フリス)
- 2.15 Tim Hodgkinson(ティム・ホジキンソン)
- 2.16 Chris Cutler(クリス・カトラー)
- 2.17 Charles Hayward(チャールズ・ヘイワード)
- 2.18 Dave Stewart(デイヴ・スチュワート)
- 2.19 Dagmar Krause(ダグマー・クラウゼ)
- 2.20 Karl Jenkins(カール・ジェンキンス)
カンタベリー・ロック/ミュージックの人脈
カンタベリー・ロックはその人脈によってジャンルを形成しているといっても過言ではないほど、
誰がどのバンドに参加して、結成して、がかなり込み入っています。
参加しても非常に短期間しか活動していなかったり、
一回抜けてまた入ったり、全てを網羅するのは無理。
Wikipedia見たほうがいいです笑。
なので、個人的嗜好で20人をご紹介していますのでご覧ください。
カンタベリー・ロック/ミュージックに関わったアーティスト20名
Robert Wyatt(ロバート・ワイアット)
カンタベリー・ロックの始祖であるワイルド・フラワーズで活動したのち、
これも代表的なバンド、ソフト・マシーンで68年にデビュー。
その後脱退し、マッチング・モウルを結成して72年に2枚のアルバムをリリース。
ソロとして著名なのアーティストとの共作も多数。
78年、ブライアン・イーノ「アンビエント1/ミュージック・フォー・エアポーツ」
81年、坂本龍一「ビューティ」
などなど。
Kevin Ayers(ケヴィン・エアーズ)
主にベース、ボーカルを担当。
ソロではギターも弾いている。
ロバート・ワイアットと共にワイルド・フラワーズを結成。
その後ソフト・マシーンを結成。
68年には脱退し、そのあとの主な活動はソロ活動によるもの。
Daevid Allen(デビッド・アレン)
ギター、ボーカル、詩人。
ビート・ジェネレーションを代表するアーティストの一人。
カンタベリー・ロックを代表するバンド、
ゴング、ソフト・マシーン結成した。
ゴングを変容させながら、亡くなるまでその活動は続く。
Steve Hillage(スティーヴ・ヒレッジ)
カンタベリー・ロックを代表するギタリストの一人。
ゴング、カーン、システム7、に参加。
ケヴィン・エアーズとの共作も。
70年代後半からはソロ活動も多く、90年代にはTHE ALFEEの高見沢のソロ作にも参加している(!)。
Hugh Hopper(ヒュー・ホッパー)
ワイルド・フラワーズの創設メンバーではあるが、音源の発表はされていない。
そのあとはソフト・マシーンにベーシストとして参加。
ソフト・ヒープ (Soft Heap)、やソフト・ヘッド (Soft Head)のメンバーとしても活躍。
ソフト・マシーン脱退後はソロとしても活動。
フリー・ジャズの隠れた(?)大名盤です
Brian Hopper(ブライアン・ホッパー)
ヒュー・ホッパーの兄。
ギタリスト、サックス奏者として活動。
ワイルド・フラワーズ、ソフト・マシーンの主要メンバーとして活動。
そのあとは音楽から離れている。
のちに00年代にはソロとしても活動。
Dave Sinclair(デイヴ・シンクレア)
キーボード奏者として、ワイルド・フラワーズ、キャラヴァンの主要メンバーとして活動。
キャラヴァンを脱退している間には、マッチング・モウル、ハットフィールド・アンド・ザ・ノース、ポライト・フォース、キャメルのメンバーを務めた。
そして2016年以降は日本に在住しているらしい。
Richard Sinclair(リチャード・シンクレア)
デイヴ・シンクレアのいとこ。
ワイルド・フラワーズでギターを演奏。
その後はベーシストとして、キャラヴァン、ハットフィールド・アンド・ザ・ノース、キャメルに参加して活動。
ボーカリストとしての活動も。
Alan Gowen(アラン・ゴーウェン)
ギルガメッシュとナショナル・ヘルスでの仕事でよく知られるキーボーディスト。
ソフト・ヒープ(ソフト・ヘッド)としての活動/結成もカンタベリー・ロックに大きな足跡。
Bill MacCormick(ビル・マコーミック)
クワイエット・サン、マッチング・モウルのベーシストとして活動。
ベーシストとしてブライアン・イーノの録音に参加もしている。
非常に短命だがインパクトの強いバンド、801としての活動も重要。
政治的な活動がその後の主な活動に。
Phil Manzanera(フィル・マンザネラ)
ロキシー・ミュージックとしての活動が最も有名。
カンタベリー・ロックとしては、クワイエット・サンの結成がはじめ。
イーノやマコーミックと共に801の結成も。
Phil Miller(フィル・ミラー)
カンタベリー・ロックの中でも数々のバンドを渡り歩いたギタリスト。
マッチング・モウル、ハットフィールド・アンド・ザ・ノース、ナショナル・ヘルスなど。
自身が率いるバンド、イン・カフーツやソロでも多数の活躍をみせる。
Mike Ratledge(マイク・ラトリッジ)
ソフト・マシーンのオリジナル・メンバー。
ジャズ演奏に長けた鍵盤奏者で、ソフト・マシーンのサイケデリック・ロックから、ジャズ・ロックへの変容の一部を担った。
Fred Frith(フレッド・フリス)
ギタリスト、即興演奏者。
日本の前衛的なアーティストとも交流が深い。
カンタベリー・ロックとしての活動は、ヘンリー・カウ、アート・ベアーズの結成が大きい。
アメリカのアングラ著名アーティスト、ジョン・ゾーンとのバンド、ネイキッド・シティの活動も。
Tim Hodgkinson(ティム・ホジキンソン)
フレッド・フリスと共にヘンリー・カウを結成。
80年代にはポスト・パンク・バンド、ザ・ワークを結成して活動。
即興演奏家として、長年に渡りフリス同様にその後も数々のアーティストと共演をしている。
Chris Cutler(クリス・カトラー)
前衛音楽家として名が知られる。
ヘンリー・カウのメンバーとして活動。
フレッド・フリスとの関わりは強く、アート・ベアーズでも共に活動。
そのあとのソロ・プロジェクトでも共に活動している。
Charles Hayward(チャールズ・ヘイワード)
クワイエット・サンをカンタベリー、とするなら外せない一人。
ポスト・パンク、ニュー・ウェイヴの伝説的なバンド、
ディス・ヒートとキャンバーウェル・ナウの創設メンバー。
カンタベリー・ロックのバンド、クワイエット・サン、ゴングとの関わりがある。
ソロ・プロジェクトでの音源リリースを重ねながら、フレッド・フリスらと共に活動も。
Dave Stewart(デイヴ・スチュワート)
スティーヴ・ヒレッジらと音楽活動を開始したキーボーディスト。
カーン、エッグ、ハットフィールド・アンド・ザ・ノース、ゴング、ナショナル・ヘルスなどカンタベリー・ロックの数々のバンドで活動。
Dagmar Krause(ダグマー・クラウゼ)
ドイツの歌手。
クラウトロックとの関わりが強い。
スラップ・ハッピー、ヘンリー・カウ、アート・ベアーズとの仕事も多く知られ、広義で言えばカンタベリー・ロックにも大きく関わる歌手と言える。
Karl Jenkins(カール・ジェンキンス)
ソフト・マシーンに参加しているジャズ系のミュージシャン。
作曲家としての活動も行っており、ニューエイジ・ミュージックで世界的なヒットも。