カンタベリー・ロック・バンドに関わるバンド、プラスアルファ
イギリス、カンタベリー出身の人脈が大きく関わっている、カンタベリー・ロック。
重なりながら交わりながら、多数の名バンドを生み出します。
1964年にカンタベリーで結成されたワイルド・フラワーズを祖とし、
ここからソフト・マシーン、キャラヴァンといったカンタベリー・ロックの代表的なバンドが生まれた。
さらにバンドの離合集散とともに人脈が広がり、
ジャンルとしてくくられるほどの存在感を示すようになった。
1960年代後半から1970年代にかけてが最盛期。
当初はサイケデリック・ロックの影響が強く、
後に即興演奏を中心としたジャズ・ロック色が濃くなる。
総じて曲は複雑、難解であり、商業主義とはほど遠いが、
過剰すぎず安定感のあるテクニックで独特のポップセンスを表現した音楽性は世界中に熱心なファンが少なからず存在する。
引用元:Wikipedia
上記のpart1、15選+10選でご紹介。
もはやかすっていればカンタベリー!
カンタベリー・ロック名バンド+10選
In Cahoots(イン・カフーツ)
ギタリストのフィル・ミラー率いるバンド。
リチャード・シンクレア、ヒュー・ホッパーがそれぞれ別な時期にベーシストとして参加している。
80年代らしいフュージョン・サウンドが特徴的。
Spirogyra(スパイロジャイラ)
どこかイタリアっぽさも感じますが、
アヴァンギャルドでサイケデリック・サウンドは間違いなくカンタベリーのそれ。
かなり正統派のジャズもお手の物。
Soft Heap(ソフト・ヒープ)
ソフト・マシーンとナショナル・ヘルスのメンバーによるスーパーバンド。
70年代中期のソフト・マシーンを継承するジャズ・ロック・サウンドが楽しめる一枚。
フリー・ジャズの名盤。
Soft Head(ソフト・ヘッド)
ソフト・ヒープからの派生で非常に短期間の活動のみのバンド。
メンバーの頭文字をとって命名しているため、
メンバー変更に伴ってバンド名を改変した。
Centipede(センティピード)
ジャズ・ピアニストのキース・ティペットが組織したビッグ・バンド。
カンタベリーを代表するソフト・マシーンや、キング・クリムゾンらイギリスの名だたるバンドのメンバーを集めた。
ロック、ジャズの超巨大プロジェクト。
Bruford(ブルーフォード)
ナショナル・ヘルスに在籍した、ビル・ブルーフォードのソロ・プロジェクト。
ビル自身もクリムゾンやイエスへの参加もしているが、彼のプロジェクトには、
アラン・ホールズワースやデイヴ・スチュワートらカンタベリーの重要人物も参加している。
Delivery(デリヴァリー)
スティーヴ・ミラー、フィル・ミラー、ロル・コックスヒルらによって結成されたバンド。
Bruno’s Blues Bandとも。
Isotope(アイソトープ)
ギタリストのゲイリー・ボイルが率いるジャズ・ロック・バンド。
ヒュー・ホッパーも一時参加している。
System7(システム7)
90年代になってスティーヴ・ヒレッジらが結成したテクノ・ユニット。
デトロイト・テクノの巨人、デリック・メイとも深い交流を持つ。
801
ロキシー・ミュージック解散後に、フィル・マンザネラ、ブライアン・イーノ、ビル・マコーミックらと結成した一時的なプロジェクト。
大名盤、「801 ライヴ」と称するアルバムが。
カンタベリー・ロック完全版はこちらから
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特徴的で面白いバンドが多いカンタベリー・ロック。
一部地方の音楽がここまで世界的に広まるっていうのもすごい!
ジャズ、サイケデリック、アヴァンギャルド、ポップ、
ユニークでぶっとんでて、なんでもこいのカンタベリー・ロック。
楽しく深堀していきましょう~。