北欧プログレッシブ・ロック|フィンランド|スウェーデン合計20選!
世界各国のプログレッシブ・ロックを国別に勝手にまとめております。
今回は北欧にフォーカス。
フィンランド/スウェーデン
のアーティスト/バンドをご紹介します。
結構メタルのイメージが強い北欧。
静謐で幻想的なシンフォニックなサウンドが魅力です。
でもやっぱり個人的な嗜好で、変わり種を強めに押し出してるかも…
個性的なバンド/アーティストも多い北欧の森へ誘いましょう~。
フィンランド・プログレッシブ・ロック、アーティスト10選
1.Pekka Pohjola( ペッカ・ポーヨラ)
代表的で最重要アーティストの一人。
下記記載のWIGWAMのメンバー(2ndから参加)。
フィンランド・プログレを聴くうえでは外せない人物。
=北欧とまではいかないが、フィンランド・プログレッシブ・ロックを体現している。
一発目がペッカ・ポーヨラの時点で嗜好が察されますね…
2.WIGWAM(ウィグワム)
フィンランド・プログレッシブ・ロックでは間違いなく世界的にもっとも有名なバンド。
北欧の一つの特徴(?)でもあるサイケデリックな雰囲気が持ち味。
3.Jukka Tolonen(ユッカ・トローネン)
テクニカルなギターで王道ジャズ・ロック的サウンドが魅力。
Tasavallan presidenttiよりジャズ色が強いソロ・プロジェクト。
4.Tasavallan presidentti(タサヴァラン・プレジデンティ)
Jukka Tolonen(ユッカ・トローネン)擁するWIGWAMと並ぶビッグネーム。
テクニカルなギターそのままに、
よりプログレッシブなロックサウンドを強めている。
アヴァンギャルドなサウンドも中にはあって魅力的。
5.Tabula Rasa(タビュラ・ローザ)
北欧を代表する王道のシンフォ・サウンド。
繊細で緻密な、これでもかというくらいの王道シンフォ。
6.Finnforest(フィンフォーレスト)
ジャズ・ロック・バンドの名手。
テクニカルでアヴァンサウンドなプレイのギター。
オルガンとのハーモニーも相まって、プログレらしさ全開。
7.Haikara(ハイカラ)
日本語の「ハイカラ」の語源になったとかならないとか。
ハイトーンヴォーカルのハード・サウンド。
サックスのプレイがジャズっぽさを醸し出す。
8.NOVA(ノーヴァ)
キーボード主体のシンフォニック・ロック。
哀愁漂う好作品。
フィンランド語のヴォーカルが特徴的。
9.KAAMOS(カーモス)
77年唯一作。
幻想的なアンサンブル、ポップなメロディ。
温かいサウンドが魅力的。
10.Sukellusvene(スケルヴェンセン)
王道プログレッシブ・ロック。
ソフト・マシーンあたりの影響も。
カンタベリー的な雰囲気満載のフュージョン系の名バンドです。
スウェーデン・プログレッシブ・ロック、アーティスト10選
1.Samla Mammas Manna(サムラ・ママス・マンナ)
ジャズ・ロックを主体に、アヴァンギャルドさや、ユニークなサウンドを持ち合わせた稀有なバンド。
確実な技術に裏付けがあるからこそ為せる技。
”Z”amla Mammas Mannaもありますね!
2.Kultivator(カルティベイター)
ヘンリーカウなどカンタベリーの影響色濃いバンド。
唯一作であることがかなり惜しい。
3.Trettioriga Kriget(トレッティオリガ・クリゲット)
ハードめな王道なプログレ。
しかしながらハード過ぎず、王道すぎず、シンフォなサウンドで飽きさせません。
4.ANDERS HELMERSON(アンデルス・エルメルソン)
シンセのシンフォ・サウンド。
キーボードだけでなく、他の楽器も相まって緻密なプログレッシブ・サウンドが展開されています。
5.Mats Morgan(マッツ/モルガン)
脅威のテクニックとユニークな音楽性を誇る北欧のモンスター・デュオ。
今回紹介している中ではかなり最近のアーティスト。
90年代最大の衝撃とまで言われる若い彼らの演奏に注目です!
6.KEBNEKAISE(ケブネカイゼ)
BO HANSON(ボ・ハンソン)のバックで活躍したギタリストが率いる北欧屈指のフォーク・ロック・グループ。
サイケデリック&ハードロック色の強い作品も。
7.BO HANSON(ボ・ハンソン)
マルチなアーティストなため、プログレの紹介でよいのか不明ですが。
ブルースからプログレからかなりの高水準。
北欧を代表するアーティストの一人であることは間違いなし。
8.KAIPA(カイパ)
北欧を代表するシンフォ・ロック・バンド。
北欧にとどまらず、ヨーロッパを代表するプログレ・バンドの一つ。
泣きのギターに哀愁あるメロディ。
9.DICE(ダイス)
プログレに限らず、70年代のスウェーデンを代表するバンド。
壮大なアンサンブルを誇る長尺曲は必聴。
10.ANEKDOTEN(アネクドテン)
戦慄。
暗黒のプログレッシブ・ロックを消化して、90年代に体現している。
ヘヴィかつ美しい「美と不調和の間のエネルギー」を凝縮させた名バンドと言われています。
90年代最大の衝撃(2回目)。